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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科68巻4号

2014年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド

婦人科編 I 婦人科感染症・類縁疾患

尖圭コンジローマ

著者: 池田美智1 高橋一広1 倉智博久1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科学講座

ページ範囲:P.20 - P.21

文献概要

疾患の概要

 尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス(human papillomavirus : HPV)の6,11型が原因である疣贅疾患であり,代表的な性感染症である.発生部位は,外陰,会陰,肛門周囲,腟,子宮頸部などに好発する.感染後,視診で観察できるまでに3週~8か月(平均2.8か月)を要するため,感染機会を特定できないことも多い.本邦での罹患率は増加傾向にあり,2008年の定点調査において年間患者数は約4万人,うち女性は約2万人と推定されており,特に20歳台女性では増加傾向が認められる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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