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増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド 婦人科編 II 内分泌・不妊
更年期不正出血
著者: 氏原悠介1 前田長正1
所属機関: 1高知大学医学部産科婦人科
ページ範囲:P.56 - P.58
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更年期不正出血は,機能的な原因と器質的疾患による不正出血に大別される.機能性出血の原因としては,無排卵による破綻出血をきたすことが多い.卵巣の異常(卵巣機能の低下や多囊胞性卵巣,機能性卵巣腫瘍)や甲状腺機能障害,薬剤性のものも考慮しなければならない.器質的な異常としては子宮腫瘍(子宮頸がん,子宮体がん,子宮内膜ポリープ),下垂体腫瘍,腟・外陰部の異常,卵巣・卵管の異常のほか,妊娠に関連した出血(流産,絨毛性疾患など)も鑑別に挙がる.
更年期不正出血は,機能的な原因と器質的疾患による不正出血に大別される.機能性出血の原因としては,無排卵による破綻出血をきたすことが多い.卵巣の異常(卵巣機能の低下や多囊胞性卵巣,機能性卵巣腫瘍)や甲状腺機能障害,薬剤性のものも考慮しなければならない.器質的な異常としては子宮腫瘍(子宮頸がん,子宮体がん,子宮内膜ポリープ),下垂体腫瘍,腟・外陰部の異常,卵巣・卵管の異常のほか,妊娠に関連した出血(流産,絨毛性疾患など)も鑑別に挙がる.
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