文献詳細
文献概要
増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド 婦人科編 III 更年期・老年期
不眠
著者: 岩元一朗1
所属機関: 1鹿児島大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.146 - P.149
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睡眠障害国際分類(第2版)によれば,入眠困難,早朝覚醒などの夜間睡眠困難があり,適切なタイミングと環境下で起こり,さらに夜間の睡眠困難により疲労感や注意・集中力低下などが日中に起きている場合が不眠症と診断される.日本成人の30%以上が不眠症状を有しており,高齢者や無職の人の有病率が高いとされる.不眠は慢性に経過することが多く,その後の高血圧や糖尿病発症,うつ病との関連が明らかにされている.不眠症状には,入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒,熟眠困難などがある.
睡眠障害国際分類(第2版)によれば,入眠困難,早朝覚醒などの夜間睡眠困難があり,適切なタイミングと環境下で起こり,さらに夜間の睡眠困難により疲労感や注意・集中力低下などが日中に起きている場合が不眠症と診断される.日本成人の30%以上が不眠症状を有しており,高齢者や無職の人の有病率が高いとされる.不眠は慢性に経過することが多く,その後の高血圧や糖尿病発症,うつ病との関連が明らかにされている.不眠症状には,入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒,熟眠困難などがある.
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