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文献概要
増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド 婦人科編 IV 腫瘍
子宮筋腫
著者: 高橋一彰1 岡本愛光1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学産婦人科学講座
ページ範囲:P.174 - P.176
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子宮筋腫は,婦人科腫瘍疾患のなかで最も頻度の高い良性腫瘍で30歳以上の女性の20~30%に認められる.子宮筋腫の約半数は無症状で経過するが,筋腫の発生部位により,臨床症状が異なる.代表的な症状としては,過多月経と月経困難症,下腹部腫瘤感や不妊などが挙げられる.近年の女性のライフスタイルの変化,晩婚化により子宮温存を望む女性も増え,腹腔鏡下手術が普及し,子宮筋腫に対する治療は多種多様となっている.
子宮筋腫は,婦人科腫瘍疾患のなかで最も頻度の高い良性腫瘍で30歳以上の女性の20~30%に認められる.子宮筋腫の約半数は無症状で経過するが,筋腫の発生部位により,臨床症状が異なる.代表的な症状としては,過多月経と月経困難症,下腹部腫瘤感や不妊などが挙げられる.近年の女性のライフスタイルの変化,晩婚化により子宮温存を望む女性も増え,腹腔鏡下手術が普及し,子宮筋腫に対する治療は多種多様となっている.
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