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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科68巻4号

2014年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド

婦人科編 IV 腫瘍

抗がん剤副作用対策―急性過敏性反応

著者: 高瀬直人1 松本光史1

所属機関: 1兵庫県立がんセンター腫瘍内科

ページ範囲:P.213 - P.215

文献概要

疾患の概要

 急性過敏性反応はカルボプラチンやシスプラチンなどのプラチナ製剤,パクリタキセルやドセタキセルなどのタキサン製剤のほか,ゲムシタビンやリポソーム化ドキソルビシンなどで起こることが知られている一種のアレルギー反応である.軽症な場合には皮疹や搔痒感,咽頭不快感などで休薬のみで軽快する場合もあるが,重症な場合には呼吸困難や血圧低下,意識障害などアナフィラキシーショックを起こすことがあり,薬剤によっては命にかかわることがある.早急かつ適切な対処が望まれる疾患である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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