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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科68巻6号

2014年06月発行

今月の臨床 性ホルモン製剤を使いこなす

アンドロゲン製剤の種類・特徴と使い方

著者: 秋下雅弘12

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科加齢医学 2東京大学医学部附属病院老年病科

ページ範囲:P.571 - P.576

文献概要

●中高年男性のアンドロゲン低下は,女性の更年期と似た症状を呈するが,個人差が大きい.

●朝の血清遊離テストステロン濃度8.5 pg/mL未満でアンドロゲン補充療法を検討する.

●日本では製剤が限られ,2~4週ごとのエナント酸テストステロン注射が基本である.

参考文献

1) 岩本晃明,柳瀬敏彦,高 栄哲,他 : 日本人成人男子の総テストステロン,遊離テストステロンの基準値の設定.日泌尿会誌95 : 751─760,2004
2) LOH症候群 加齢男性性腺機能低下症候群 診療の手引き.日本泌尿器科学会,日本Men’s Health医学会 「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会/編.じほう,東京,2007
3) 天野俊康 : アンドロゲン補充療法の実際.CLINICAL CALCIUM 23 : 91─96, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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