文献詳細
今月の臨床 あなたにもできる 最先端の婦人科手術
文献概要
●neocervixの血流維持のため,頸部切断レベルまで両側の子宮側壁の血管(動静脈)を温存する.
●頸管縫縮は感染を起こしにくいモノフィラメントであるプロリーン®糸で非常に緩く結紮する.
●頸管─腟管の吻合の際は,neocervixを腟管で包み込むように強強弯針付の2-0モノクリル®糸で縫合する.
●頸管縫縮は感染を起こしにくいモノフィラメントであるプロリーン®糸で非常に緩く結紮する.
●頸管─腟管の吻合の際は,neocervixを腟管で包み込むように強強弯針付の2-0モノクリル®糸で縫合する.
参考文献
1) 小林裕明 : 当科における腹式子宮頸部摘出術の適格基準と疾病予後について.日婦腫瘍会誌29 : 668─674,2011
2) 矢幡秀昭,小林裕明 : センチネルリンパ節の同定 : 広汎子宮頸部摘出術の場合.OGSNOW 14 : 88─93,2013
3) Ogawa S, Kobayashi H, et al : Sentinel node detection with 99mTc phytate alone is satisfactory for cervical cancer patients undergoing radical hysterectomy and pelvic lymphadenectomy. Int J Clin Oncol 15 : 52─58, 2010
4) 小林裕明 : 子宮頸部摘出術後の妊娠・分娩に関する問題点.産婦手術21 : 59─68,2010
5) 小林裕明 : 子宮疾患・子宮内膜症の臨床 : 頸部腫瘍機能温存手術.日本臨床67 : 215─220,2009
掲載誌情報