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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科69巻12号

2015年12月発行

連載 Obstetric News

早産の予知と予防(2)─偶然見つかった妊娠中期での子宮頸管長短縮にどのように対応するのか?

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.1202 - P.1205

文献概要

 米国産婦人科学会,米国超音波学会は,妊娠18〜22週ごろに行う胎児の解剖学的検査時に子宮頸管長計測を勧めている(ACOG Practice Bulletin#101,2009/J Ultrasound Med 22 : 1116, 2003).そして,その後に経腟超音波により子宮頸管長短縮(妊娠14〜28週で25 mm未満)の有無を確認することも勧めている(図1).

 早産予知に影響する因子は,胎児数,子宮頸管長短縮の程度と診断された時期,早産歴などである.早産歴があり,単胎妊娠中の妊婦の早産を予知するうえで,子宮頸管長スクリーニングは最も有用である(JAMA 286 : 1340, 2001).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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