文献詳細
今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア
中高年女性の健康管理
文献概要
●骨粗鬆症は,骨密度と骨質を反映した「骨強度」の低下により,骨折のリスクが高まる骨系統疾患である.
●女性の骨粗鬆症は,エストロゲンの分泌動態とかかわりが深く,どの年代でも男性より罹患しやすい運命にある.
●婦人科を受診する中高年女性では,骨粗鬆症の自覚症状に乏しいため,二次予防としての骨量測定が望まれる.
●女性の骨粗鬆症は,エストロゲンの分泌動態とかかわりが深く,どの年代でも男性より罹患しやすい運命にある.
●婦人科を受診する中高年女性では,骨粗鬆症の自覚症状に乏しいため,二次予防としての骨量測定が望まれる.
参考文献
1) Osteoporosis Prevention, Diagnosis, and Therapy. NIH Consensus Statement 17 : 1─45, 2000
2) 折茂 肇,他 : 原発性骨粗鬆症の診断基準.Osteopororosis Jpn 3 : 111─116,1995
3) 折茂 肇,他 : 原発性骨粗鬆症の診断基準(1996年度改訂版).Osteopororosis Jpn 4 : 643─653, 1995
4) 折茂 肇 : 原発性骨粗鬆症の診断基準─2000年度改訂版(概要)─.Osteopororosis Jpn 9 : 9─14,2000
5) 宗圓 聰,他 : 原発性骨粗鬆症の診断基準(2012年度改訂版).Osteopororosis Jpn 21 : 9─32,2013
6) 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会 編 : 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年版.ライフサイエンス出版,東京,2011
7) 牧田和也 : 更年期婦人の腰痛並びに脊椎圧迫骨折と骨密度との関係について.日産婦誌47 : 55─62,1995
8) 牧田和也,他 : 骨粗鬆症の予防.BONE 14 : 53─58,2000
9) 牧田和也,他 : 当教室中高年健康維持外来の開設5カ月における現況について─骨粗鬆症を中心として─.日更医誌1 : 86─92, 1993
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