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連載 Estrogen Series
静脈性血栓症,遺伝子型およびピル使用との関連,黄体ホルモン製剤の相違によるピル使用に伴うVTE発生率の違い
著者: 矢沢珪二郎1
所属機関: 1ハワイ大学
ページ範囲:P.246 - P.247
文献購入ページに移動 エストロゲンと黄体ホルモンを含有する混合型の経口避妊薬(combined hormonal contraception)および黄体ホルモン単剤(progesterone-onlycontraception)の経口避妊薬の使用,血液凝固系に関する遺伝子型などは静脈性血栓塞栓症(venous thromboembolism : VTE)の発生とどのように関連しているのであろうか?
スウェーデンの研究者らはThe Thrombo Embolism Hormone Studyと呼ばれる調査を行い,その結果がObstetrics and Gynecology誌に掲載された1).これは948例の患者群とそのコントロール902名を対象としたcase-control studyである.
スウェーデンの研究者らはThe Thrombo Embolism Hormone Studyと呼ばれる調査を行い,その結果がObstetrics and Gynecology誌に掲載された1).これは948例の患者群とそのコントロール902名を対象としたcase-control studyである.
参考文献
1) Bergendal A, et al : Association of Venous Thromboembolism With Hormonal Contraception and Thrombophilia Genotypes. Obstet Gynecol 124 : 600─609, 2014
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