icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科69巻4号

2015年04月発行

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

I 妊娠週数ごとの健診の実際 妊娠11週まで 診断と外来対応

胞状奇胎

著者: 福嶋恒太郎1 加藤聖子2

所属機関: 1九州大学病院総合周産期母子医療センター 2九州大学病院総合周産期母子医療センター産科婦人科

ページ範囲:P.51 - P.55

文献概要

POINT

◇診断はhCG値,超音波断層法を中心に行うが,典型的な画像所見が得られない場合があることに注意する.

◇部分胞状奇胎,共存奇胎,間葉性異形成胎盤の鑑別には核型も有用である.

◇共存奇胎や間葉性異形成胎盤では,方針決定にあたり母児のリスクについて十分な情報を提供する.

参考文献

1) 日本産科婦人科学会/日本病理学会 編 : 絨毛性疾患取扱い規約(第3版).金原出版, 2011
2) 日本産科婦人科学会 : 産婦人科研修の必修知識2013,絨毛性疾患.pp565─571,日本産科婦人科学会, 2013
3) 大場 隆 : 胞状奇胎診断のUP-to-Date.日産婦会誌61 : 321─324, 2009
4) 松井英雄,他 : 胎児共存奇胎の管理 : 全国集計の結果と文献的考察.日産婦会誌51 : 1─8, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら