文献詳細
増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント
I 妊娠週数ごとの健診の実際 妊娠11週まで 診断と外来対応
胞状奇胎
著者: 福嶋恒太郎1 加藤聖子2
所属機関: 1九州大学病院総合周産期母子医療センター 2九州大学病院総合周産期母子医療センター産科婦人科
ページ範囲:P.51 - P.55
文献概要
◇診断はhCG値,超音波断層法を中心に行うが,典型的な画像所見が得られない場合があることに注意する.
◇部分胞状奇胎,共存奇胎,間葉性異形成胎盤の鑑別には核型も有用である.
◇共存奇胎や間葉性異形成胎盤では,方針決定にあたり母児のリスクについて十分な情報を提供する.
参考文献
掲載誌情報