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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科69巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント I 妊娠週数ごとの健診の実際 妊娠22から36週まで 検査の実施法

胎児の発育評価

著者: 田中宏和1 秦利之1

所属機関: 1香川大学医学部母子科学講座周産期学婦人科学

ページ範囲:P.143 - P.147

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POINT

◇胎児推定体重を計測する際,各パラメータの計測を行う基本的な画面を正確に描出する.

◇超音波断層法による胎児発育の評価は,少なくとも妊娠20週頃(妊娠22週),妊娠30週頃,妊娠37週頃に実施する.

◇超音波診断装置に採用している計算式が施設によって異なることがあり,その場合は計測方法が異なるため,他施設で検査をする際には注意を要する.

参考文献

1) 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会(編) : 産婦人科診療ガイドライン─産科編 2014.日本産科婦人科学会,2014
2) 田中宏和,秦 利之 : 胎児の異常.倉智博久・吉村泰典(編) : 産婦人科学テキスト.pp498─500,中外医学社,2008
3) 日本超音波医学会 : 「超音波胎児計測の標準化と日本人の基準値」の公示について.超音波医学30 : J415─J440,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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