文献詳細
今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント
妊娠中後期
2.胎児計測の基本
著者: 谷垣伸治1 須山文緒1 芝田恵1 木野本智子1 松島幸生1 鈴木朋1 菊地範彦1 左合治彦1
所属機関: 1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター産科
ページ範囲:P.640 - P.647
文献概要
●妊娠週数が早い例では,計測値のわずかな差が,標準偏差上は大きな差になる.おざなりにならないようにしたい.
●胎児計測に用いる断面も立派なスクリーニング断面である.きれいな画像を描出する意識をもつ.
●胎児発育は,経過で評価する.FGRは,周産期予後が不良なだけでなく,将来のメタボリックシンドロームの発症や,形態異常を伴うことにも留意する.
参考文献
掲載誌情報