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連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
術前診断が困難であった後腹膜腔に発育した巨大変性筋腫の1例
著者: 石山美由紀1 渡邉孝紀1
所属機関: 1仙台市立病院産婦人科
ページ範囲:P.895 - P.899
文献購入ページに移動子宮筋腫は日常臨床で頻回に遭遇する疾患の1つである.一般に超音波検査,MRI検査で比較的容易に診断に至るが,変性筋腫では非典型的な構造を示すことが報告されている.特に漿膜下筋腫は巨大化することがあり,変性をきたしやすい.病変が巨大な場合,子宮との連続性を確認することが困難である.今回,術前診断が困難であった巨大漿膜下変性筋腫を経験したので報告する.
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