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連載 Estrogen Series
卵巣予備機能検査③─要約と推奨
著者: 矢沢珪二郎1
所属機関: 1ハワイ大学
ページ範囲:P.904 - P.904
文献購入ページに移動 ACOGは現在あるデータおよびエキスパートオピニオンに基づいて,以下の要約と推奨を提示する.
(1)卵巣予備機能検査は年齢35歳以上の女性で6か月以内の期間に受胎しなかった女性を対象としている.また,癌の既往がありゴナドトロピン療法や骨盤内放射線療法を受け,卵巣予備機能の低下の可能性が高い場合,疾患のために性腺を傷害するような療法を受けた場合,子宮内膜症で卵巣に手術がなされた場合,にも卵巣予備機能検査の対象となる.
(1)卵巣予備機能検査は年齢35歳以上の女性で6か月以内の期間に受胎しなかった女性を対象としている.また,癌の既往がありゴナドトロピン療法や骨盤内放射線療法を受け,卵巣予備機能の低下の可能性が高い場合,疾患のために性腺を傷害するような療法を受けた場合,子宮内膜症で卵巣に手術がなされた場合,にも卵巣予備機能検査の対象となる.
参考文献
ACOG Committee Opinion No.618. January 2015. Ovarian Reserve Testing. Obstet Gynecol 125 : 268─273, 2015
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