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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻1号

1953年01月発行

原著

ペントタール靜脉麻酔の経験—(特に妊娠初期の人工中絶について)

著者: 上村素彦1 小林三郞1

所属機関: 1横浜医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.24 - P.26

文献概要

1.はしがき
 ペントタールソジアムは戰後紹介されたチオバルビタール系化合物の静脉麻醉劑である。本劑は安全域が広く,誘入が円滑迅速であり,用量の調節が可能で,覚醒が速い等の利点を有すると言われる。本邦に於ても,安井,沢崎,渋沢,反田,貫文諸氏の有効報告がある。
 私らはこのペントタールソジアム(邦製品ラボナール)を,妊娠初期の人工中絶(子宮内客除去術及子宮内膜掻爬術)20例について試用したその結果について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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