icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻1号

1953年01月発行

速報

ホルモン殊にエストロゲンの胎盤通過性に就いて

著者: 宮川糧平1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.58 - P.61

文献概要

緒言
 各種ホルモンが胎盤を通じ,胎兒に移行して共の発育並びに物質代謝に寄与し,逆に胎兒側ホルモンが同じく胎盤を経て母体に移行し,その物質代謝に変化を与える事は一般に知られておることであるが,胎盤の微細構造及びその細胞活性Ce—lular acfioityにつき猶幾多の疑議がある今日,胎盤のホルモン通過機序については猶不明な点が多い。以下該機序についての文献を綜説し,併せてエストロゲンに就ての私の実験成績についてのべたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら