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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻11号

1953年11月発行

文献概要

綜説

不妊手術法の批判

著者: 橋爪一男1

所属機関: 1日本大學

ページ範囲:P.637 - P.639

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 目下の日本は過剩人口に悩んでいる。それは殆んど追つめられた情況で,此所に根本的にして而も思い切つた處置が講ぜられない時は,近い將來に於てニッチもサツチも行かなくなるのは火を見るよりも明かな事なのである。此所に於て以前は稀にしか行われなかつた永久不妊法たる人工不妊手術が,近來頓に一般化し,その實施は急速に増加しつつある状況である。此の際是等各種の不妊手術に對し種々の角度から批判を試みる事も敢て無駄ではあるまい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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