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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻11号

1953年11月発行

文献概要

症例研究

卵管妊娠の破裂と誤診した破壞性胞状奇胎の1例

著者: 松本益太郞1 木材將典1

所属機関: 1青森縣西北病院産婦人科

ページ範囲:P.675 - P.676

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 破壞性胞状奇胎はかなり稀なもの(全胞状奇胎の12%〜9.1%)でもあつて,この重篤な疾患を術前に正確に診斷なることは非常に困難である。余等が最近經驗した症例は,外妊の中絶症状を呈して子宮後血腫をも形成していた他,術前に行つた子宮卵管レ線検査では掲示するような卵管妊娠の破裂と斷ぜざるを得ない像を示したものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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