icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻13号

1953年12月発行

文献概要

原著

妊娠5カ月以後の妊娠中絶法

著者: 篠塚達三1

所属機関: 1新潟大學醫學部産婦人科教室

ページ範囲:P.869 - P.872

文献購入ページに移動
緒言
 妊娠5ケ月以後の人工妊娠中絶には種々の方法が發表されているが,未だ滿足出來る方法は發見されていない。メトロイリーゼ,ブジールングは娩出迄に比較的長時間を要し感染の危險があり,アブレル氏方法は比較的確實であるが時に不慮の危險を招く。最近種々の溶液を卵膜子宮壁間に注入する方法が發表されている。私は以下述べるような種々の方法を行つて見たので比較發表する,尚全實驗例共施術直後鹽酸キニーネ1gを2時間毎に3回に分服させた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?