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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻13号

1953年12月発行

症例研究

胎兒を伴った部分性胞状奇胎の2例及び胞状奇胎の成因に關する一考察

著者: 五十嵐正雄1

所属機関: 1關東遞信病院産婦人科

ページ範囲:P.879 - P.884

文献概要

 胞状奇胎では奇胎組織以外,子宮内に胎兒を發見出來ないのが普通であるが,稀に胎兒又は浸軟兒を合併し,又極めて稀には成熟兒を伴い分娩時相前後して娩出された例が報告されている。著者は胎兒を併つた部分性胞状奇胎の2例をこゝに報告すると共に,現在尚未解決の問題である胞状奇胎の成因に關して,經驗例の検討と文献考察との結果から一考察を試みたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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