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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻2号

1953年02月発行

症例研究

所謂Fordyce氏状態に就て

著者: 渡邊輝彦1 唐澤陽介1 長野正男1

所属機関: 1東京大學醫學部産科婦人科學教室

ページ範囲:P.95 - P.96

文献概要

緒言
 1896年のNew Yorkの醫師Fordyceにより記載された所謂Fordyce氏病は,その後一般に非機能性な獨立した脂腺が異常に發育して淡黄色,半透明且つ扁平な小結節の形で口脣々紅部乃至頬粘膜に現れるものを指すものと解されている。然しながら本症が新産兒の而も上下顎歯肉及び口蓋に發生したとの報告は未だないので此處に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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