文献詳細
文献概要
症例研究
若年者子宮筋腫の2例
著者: 齋藤孝介1 齋藤成一1
所属機関: 1東京醫科大學産婦人科教室
ページ範囲:P.230 - P.232
文献購入ページに移動 子宮筋腫は臨床上屡々遭遇する疾患であるが,その大多數が30才〜50才で,25才前特に20才以前には極めて稀である。V.Winkelは10才の筋腫保有者を報告しているが,本邦では山崎の163例中の22才1ヵ月,安藤23才,勝19才3ヵ月,成崎は未産婦の22才3ヵ月,最近河田は13才11ヵ月のポリープ状粘膜下筋腫の1例を報告している。今諸家の統計を掲載すると第1表の如くである。
著者等は最近25才6ヵ月並28才11ヵ月の未婚,未産の婦人の子宮筋腫2例を經驗したので茲に其の概要を報告する。
著者等は最近25才6ヵ月並28才11ヵ月の未婚,未産の婦人の子宮筋腫2例を經驗したので茲に其の概要を報告する。
掲載誌情報