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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻4号

1953年04月発行

文献概要

速報

Esrogenの臨床效果

著者: 佐藤孝1

所属機関: 1東京都立大久保病院産婦人科

ページ範囲:P.243 - P.243

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緒言
 Esrogenと言う名で市販されているEthinyl—estradiolは,現在我が婦人科領域で相當廣く用いられている。
 EthinylestradiolはWhitmanのEstradiolの17番目のCにEthinyl基を結合せしめた17Ketos—teroidで,従來のEstron,Estradiolに比して經口的にも非常に有效であると言われている。經口的に有效である事はホルモン領域に於ける著しい進歩だが,Esrogenの唯一の缺點は悪心,嘔吐等の副作用が案外多い事である。此の副作用の原因は今日猶不明であり,私は目下その探究に努めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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