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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻5号

1953年05月発行

症例研究

メチル・アンドロステンヂオールの未熟兒哺育經驗—附 血漿蛋白に及ぼす影響

著者: 勝野六郞1 向井秀信1

所属機関: 1都立駒込病院産婦人科

ページ範囲:P.285 - P.290

文献概要

緒言
 最近未熟児の哺育に於いてメチルアンドロステンヂオール(以下M.A.Dと略す)を用いテストステロン系のステロイドホルモンの蛋白質同化作用を利用した方法が試みられ,本邦に於ても2,3の臨床報告が見られる。(松本,鈴木,坂倉,原)
 M.A.Dは1935年Ruzickaによつて合成されたステロイドであつて分子式はC20H31O2で17—α—Me—thyl—Δ5—androstene−3β−17β—diol,M.P 199-206°,〔α〕D=−78〜−84°(1%ジオキサン)である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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