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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻5号

1953年05月発行

診療室

307日目に滿期分娩を反復した1例

著者: 衞藤毅1 十日市哲1

所属機関: 1釜石製鐵所病院産婦人科

ページ範囲:P.302 - P.302

文献概要

緒言
 流早死産,人工妊娠中絶後に次回妊娠の早いことはしばしば經驗することである。成書の教えるところでは,分娩後6週乃至8週を産褥期としこの間に子宮は復古を完成,この期間を過ぎると次回妊娠も可能となる譯である。
 筆者等はこの最短期間,前回分娩(死産)後25日目に月經發來,それを終經として妊娠し,3400gの成熟児を分娩豫定日の翌日分娩した1例を經驗したので,その大要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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