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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科7巻8号

1953年08月発行

グラフ

新陣痛外計測器

著者: 篠原弘藏1

所属機関: 1關東遞信病院産婦人科

ページ範囲:P.443 - P.444

文献概要

 現在大多數の産科醫が行つている腹部觸診法は主觀が多分に關係し,且正確を期し得ない憾みがある。これに對し從來下記の如く内外計測器が考案試用されているが,尚不備の點が多く未だ一般實用の域に達していない。
 Schaeffer (1896)が,腹壁に觸板を當てその動きを空氣傳達により描記して以來,Rübsamen (1913),Crodel (1927),Frey (1933),Wahl (1934),Lbrand (1933)Kolbow (1935),Murphy (1940),Ebergényi(1940)等が各々獨自の構想の下に相次いで新しい測定法を報告している。本邦でも鈴木(1942)は血壓計の原理に基き,富澤(1948)はCrodelの觸桿法を基本として夫々新裝置を作製した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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