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綜説
産婦人科領域に於けるProthrombinの意義に就て
著者: 小島光1
所属機関: 1東京大學醫學部産科婦人科學教室
ページ範囲:P.505 - P.513
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産婦人科領域では出血を主徴とする疾患は極めて多く,之の主因をなすと考えられる内分泌學的考察は無數にある。然しながら出血機序の本體を究明する爲には,同時にprothrombinを中心とする凝血學的考察が必要である。斯る意味に於て之が測定の根本をなす血液凝固説の最近の動向,測定法及本領域に於ける研究業績を文献的に考察して見たい。
産婦人科領域では出血を主徴とする疾患は極めて多く,之の主因をなすと考えられる内分泌學的考察は無數にある。然しながら出血機序の本體を究明する爲には,同時にprothrombinを中心とする凝血學的考察が必要である。斯る意味に於て之が測定の根本をなす血液凝固説の最近の動向,測定法及本領域に於ける研究業績を文献的に考察して見たい。
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