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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科70巻1号

2016年01月発行

雑誌目次

合併増大号 今月の臨床 難治性の周産期common diseaseへの挑戦

著者: 海野信也

ページ範囲:P.5 - P.5

 2008年以降,日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会による『産婦人科診療ガイドライン 産科編』の発刊と定期的な改定が行われるようになり,わが国の産科診療は標準化の方向に大きく変貌した.現場では,ガイドラインの存在を前提として個別症例の診療方針を検討し,選択していると考えられ,特に2008年以降に研修を始めた産婦人科医は,そのような枠組みの中でのみ診療を行ってきている.周産期医療の主要疾患である切迫早産・早産,胎児発育不全,妊娠高血圧症候群は,ガイドライン上は対処法がある程度確立しているかのような記載になっている.しかし,いずれもcommon diseasesに含まれる発生頻度の高い疾患であるにもかかわらず,病因・病態に基づいた管理が行われているとは到底言えないのが現状である.治療成績も満足すべきものとなっていない.特にこれらの妊娠合併症が再発あるいは反復する少数の症例については,きわめて難治性で標準的治療では対応できず,探索的な対応の検討が必要となる.

 また,産科において最も重要な診断名である「胎児機能不全」は,その病態や重症度を評価する方法が事実上存在しない.胎児の状態の評価方法については新たな方法論が強く求められている.

反復後期流・早産の治療

既往早産妊婦の管理─①頸管長測定・腟内洗浄の早産予防効果

著者: 竹田純 ,   板倉敦夫

ページ範囲:P.6 - P.11

●早産の最も高いリスク因子は前回早産であり,ゆえに既往早産妊婦はより慎重な対応が求められている.

●早産予知・予防において頸管長測定はある一定の効果を認めており,現在の診療上,ルーチンで計測することが考慮されている.

●早産予防に関して腟内洗浄の効果は確立されてはいないが,早産の機序からある一部の患者においては有効である可能性がある.

既往早産妊婦の管理─②プロゲステロン療法

著者: 原田寛子 ,   中井章人

ページ範囲:P.12 - P.18

●早産の既往はきわめて高い早産リスクで,既往早産の時期が早ければ早いほど,相対危険率は増加する.

●早産既往妊婦の管理としては,本邦でも保険が適用される17-OHPCが第一選択の予防治療になる.

●妊娠16週以降,週1回,17-OHPCを250 mg筋肉内注射する.

●頸管短縮を伴う場合や切迫早産徴候がある場合は,17-OHPCに加え,状況に応じた対応が必要になる.

既往早産妊婦の管理─③細菌性腟症・持続子宮内感染の診断と治療

著者: 塩﨑有宏 ,   齋藤滋

ページ範囲:P.20 - P.24

●既往早産例,特に妊娠32週未満の早産既往例では,次回の早産率は高くなるので注意が必要である.

●前回の早産の原因が絨毛膜羊膜炎や子宮内感染であれば,妊娠初期に腟内細菌叢をチェックする.

既往早産妊婦の管理─④抗炎症療法

著者: 幸村友季子 ,   向亜紀 ,   谷口千津子 ,   伊東宏晃

ページ範囲:P.25 - P.30

●反復流・早産を予防するため,当科では既往流・早産時の胎盤病理を検索し,脱落膜炎の所見が強い場合,上行性感染が原因である可能性が高いと判断し,ウリナスタチン腟内投与による抗炎症療法を中心に妊娠管理を行っている.

既往早産妊婦の管理─⑤乳酸菌療法

著者: 永松健 ,   藤井知行

ページ範囲:P.31 - P.35

●妊婦の腟内細菌叢の異常が早産のリスク因子となっている.

●網羅的解析技術の進歩により腟内細菌叢の全貌が解明されつつある.

Lactobacillusのもつ複数の特異的機能が子宮内感染の防御にかかわっている.

●プロバイオティクスの応用は早産抑止のための有望な治療戦略である.

絨毛膜羊膜炎に対する薬物療法の有効性と限界について

著者: 小谷友美

ページ範囲:P.36 - P.41

●抗菌薬投与は母児の予後を改善する.

●現時点での薬物療法の効果には限界があり,娩出時期を逸しないよう注意する.

●児の脳保護薬が期待されている.

早産期の前期破水の治療戦略

著者: 兵藤博信

ページ範囲:P.42 - P.47

●前期破水は臨床症状や所見に基づき視診で診断されるもので,各種検査キットは補助検査である.

●早産期の前期破水の管理は妊娠週数により異なる.26〜34週は基本的には待機的管理であり,その周辺は,症例や施設により対応を検討する.

●早産期の前期破水の待機的管理におけるtocolysisや床上安静には明らかなメリットがあるとはいえず,十分な検討が必要である.

難治性頸管無力症の診断と治療─①開腹シロッカー法

著者: 明野慶子 ,   鮫島浩

ページ範囲:P.49 - P.53

●極度の短縮など,子宮頸部の変形により経腟法の手技が困難な症例に対して施行される.

●開腹法は,子宮が増大すると手技が困難になるため,妊娠前もしくは妊娠12週までの施行が望ましい.

●開腹シロッカー術施行時と帝王切開時,計2回の開腹術を必要とする.

難治性頸管無力症の診断と治療─②経腟的腹膜開放式頸管縫縮術

著者: 大槻克文

ページ範囲:P.54 - P.60

●腹膜開放式頸管縫縮術の実施対象患者 : 円錐切除術や子宮頸部広汎摘出術などで子宮頸管の切除範囲が広範となった例.あるいは過去に頸管無力症で頸管縫縮術を複数回施行されたものの,後期の流産や早産となった例.

●縫縮部位,実施時期 : 仙骨子宮靱帯および膀胱子宮靱帯の上方かつ子宮峡部で実施.実施時期については,妊娠前に実施する場合,あるいは妊娠が明らかになり流産の危険性が減少する妊娠12週以降に行う場合がある.

●縫縮部位へのアプローチ方法 : 本稿のように経腟的なアプローチ以外にも,経腹的な方法としては開腹と内視鏡的な方法が報告されている.それぞれメリットとデメリットがあり,現時点では施設の方針と患者の状態に応じ慎重に考慮するべきである.

腹式広汎性子宮頸部摘出術後妊娠の周産期管理の実際

著者: 春日義史 ,   松本直 ,   宮越敬 ,   田中守

ページ範囲:P.62 - P.67

●広汎性子宮頸部摘出術後妊娠は早産のハイリスクである.

●広汎性子宮頸部摘出術後妊娠では,頸管拡張術などの頸管縫縮糸が断裂する可能性のある処置を極力回避する.

●広汎性子宮頸部摘出術後妊娠では,妊娠中期以降に子宮頸部静脈叢からの大量出血を生じることがある.

FGR

重症FGRの娩出時期

著者: 千田英之 ,   金杉知宣 ,   菊池昭彦

ページ範囲:P.68 - P.72

●FGRは胎児体重基準値の−1.5 SD以下が診断の目安だが,臨床経過なども含め総合的な判断を要する.

●娩出時期の判断に用いられる胎児well-beingの検査には,NST,BPS,胎児発育の推移,血流計測などがある.

●娩出時期は総合的に決定されるものであり,さらなる知見の蓄積によりFGRの管理法が明確になることが望まれる.

胎盤・臍帯異常とFGR

著者: 仲村将光 ,   長谷川潤一 ,   関沢明彦

ページ範囲:P.74 - P.78

●FGRの原因となりうる胎盤・臍帯異常の診断 : FGRの原因となりうる胎盤・臍帯異常について超音波診断のポイントを解説する.

●FGRの娩出時期決定に向けた取り組み : 胎盤・臍帯異常を改善する治療法はないが,妊娠管理中にどのような所見に注意して娩出の時期を決定したほうがよいのか,その取り組みについて解説する.

small for gestational age児の短期的・長期的問題点

著者: 中村友彦

ページ範囲:P.80 - P.83

●SGAとFGRの違いを理解する.

●SGA児の短期的問題点について理解する.

●SGA児の長期的問題点について理解する.

胎児機能不全

胎児心電図を用いた胎児状態評価─胎児心電図装置を用いた新たな胎児心拍数モニタリングの試み

著者: 湊敬廣 ,   木村芳孝 ,   伊藤拓哉 ,   大塩清佳 ,   佐藤尚明 ,   西郡秀和 ,   八重樫伸生

ページ範囲:P.84 - P.88

●現行の分娩監視装置では胎児アシドーシスに対しての検出率が低く,偽陽性となる可能性が高い.

●胎児心電図を用いた胎児心拍数モニタリングでは現行の分娩監視装置に比べてより多くの情報が得られる.

●胎児心電図装置ではshort term variabilityの計測が可能となり,これは胎児の脳障害に対する指標となりうる可能性がある.

胎児機能不全の病態評価における胎児静脈系血流計測の役割

著者: 石井桂介

ページ範囲:P.90 - P.95

●早産期のFGRにおいては,静脈管血流のpulsatility indexの上昇や心房収縮期血流(a波)の途絶・逆流が,胎児のアシドーシスや予後不良と関連する.

●早産期のFGRにおいて静脈管a波の途絶・逆流を認める場合には娩出を考慮する.

内診指接着型胎児オキシメーターの開発

著者: 金山尚裕 ,   内田季之 ,   庭山雅嗣

ページ範囲:P.96 - P.104

●内診する医療者の指腹に近赤外線センサーを装着するウエアラブル胎児オキシメーターを開発した.

●本機器による分娩II期の組織酸素飽和度は臍帯動脈血pHと相関し,新しい胎児モニタリングになることが示された.

●排臨,発露,第一啼泣,生後1分,5分と連続的に児の酸素飽和度が測定できることから新しい新生児評価法になることが判明した.

妊娠高血圧症候群

反復性早期発症重症妊娠高血圧症候群の治療

著者: 森川守

ページ範囲:P.106 - P.110

重症PIHを早期発症した妊婦では,次回妊娠での反復回避を目標に,下記の施行を検討する.

●次回妊娠時に低用量アスピリンを毎日服用することを勧める.

●血栓性素因疾患のほかに,抗リン脂質抗体症候群や全身性エリテマトーデスのスクリーニングを行う.

●抗リン脂質抗体症候群の場合には,次回妊娠時にヘパリン療法の施行(低用量アスピリン療法との併用)を検討する.

既往常位胎盤早期剝離妊婦の管理

著者: 三谷穣 ,   松田義雄

ページ範囲:P.111 - P.118

●前回常位胎盤早期剝離例は再発の危険が高く,前回よりも早く発症する危険があり,前回が37週未満で発症した例や胎児発育不全を認めたような例では再発率が高くなる.

●常位胎盤早期剝離の予知として,子宮動脈波形や母体血清中マーカーなどの研究が行われているが,感度は低く,予知法は確立されていない.

●予防としてアスピリンやヘパリン投与が有用である可能性があり,前回が妊娠高血圧症候群であった症例では検討を要する.妊娠時には早期からの厳重な観察と発症時の早急な対応が必要である.

連載 FOCUS

卵子の若返りはどこまで可能か?

著者: 井田守 ,   森本義晴

ページ範囲:P.119 - P.124

はじめに

 体外受精を中心とする高度生殖医療技術の発展と普及はめざましいものがあり,日本では年間33万件以上ものIVFが行われている.これは米国を上回り,世界一である.顕微授精,胚凍結融解などの技術は安定した成績を挙げており,日本は名実ともに世界に冠たる体外受精大国である.しかし近年,不妊クリニックを訪れる患者において40歳以上の患者が急激に増加している.その原因として,①いわゆる団塊ジュニア世代が40〜45歳となり,この年代の人口が多い1),②晩婚化と女性の社会進出が進み,不妊治療の開始時期が遅れている,の2点が考えられる.当院では初診患者の30%近くが40歳以上であり,胚移植実施患者の約46%が40歳以上である.

 一般に女性年齢が上昇するにつれ卵子は老化し,受精卵の染色体異常が高率となることが知られている.卵子は胎生期に第一減数分裂前期において停止し,排卵周期が開始するまでの間,2価染色体を形成したまま何十年も経過しており,女性年齢が上がるほど減数分裂再開時に染色分体の不分離が生じやすく,染色体の数的異常が高率に起こると考えられている.Hartonら2)によれば42歳以上において分割期胚の染色体異常率は93%,胚盤胞の染色体異常率は85%と高率である.また日本産科婦人科学会によれば40歳の患者における治療周期あたりの生産率は約8%と低く,また43歳の患者における流産率は約50%と高い3)

 欧米諸国においては40歳以上では提供卵子を用いた体外受精あるいは着床前スクリーニング(PGS)を行うことで生産率を上げている.しかし,現状においては日本の不妊患者の多くを占める40歳以上の患者は低い妊娠率を承知のうえで自己卵子を用いたARTを繰り返し,PGSを受けることなく流産を繰り返すという厳しい状況におかれている.それに対する不妊治療のストラテジーとして卵巣刺激法の改善,胚培養技術,胚凍結融解技術のさらなる向上が必要であることはもちろんいうまでもないが,やはり卵子の若返りを図ることが切実に望まれる.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

妊娠36週に腟外脱出した巨大子宮頸部筋腫内への大量出血により胎児心拍数モニタリング異常を呈した症例

著者: 多田克彦 ,   立石洋子 ,   塚原紗耶

ページ範囲:P.126 - P.132

はじめに

 妊婦の高齢化と超音波検査などの診断技術の向上に伴い,子宮筋腫合併妊娠の頻度は増加している1).子宮筋腫合併妊娠では,切迫早産をはじめとして,前期破水,子宮内胎児発育遅延などの頻度が上昇するが,妊娠予後は比較的良好であり1),緊急処置を必要とする症例は少ない.われわれは,妊娠36週に腟外に脱出した子宮頸部筋腫内に大量出血することで,脱出筋腫が急速な増大を示し,最終的に母体のhypovolemic shockから胎児機能不全に至ったきわめて稀な症例を経験したので紹介する.

Obstetric News

早産の予知と予防(3)─切迫早産の治療

著者: 武久徹

ページ範囲:P.133 - P.134

子宮収縮抑制療法は新生児転帰を改善するか?

 子宮収縮抑制療法は妊娠を短期間延長する可能性がある.その結果,適応があれば,第三次施設への転送および,出生前コルチコステロイド投与と神経保護目的の硫酸マグネシウム投与を可能にする.しかし,子宮収縮抑制療法が新生児転帰に対して直接的に良好な効果を与える,または,子宮収縮抑制薬によって得られる何らかの妊娠延長が、実際に新生児に対して有意のプラス効果を与えるという証拠はない.

 子宮収縮は,早産に先行して認められる最も多い徴候である.その理由から,子宮収縮の停止は,治療的介入の主要療法であった.硫酸マグネシウム,カルシウム・チャンネル遮断薬,オキシトシン拮抗薬,NSAIDs,β─アドレナリン受容体作動薬などの多くの薬剤が子宮収縮を抑制するために使用されてきた.

Estrogen Series・147

外傷性脳損傷とプロゲステロン(1)

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.135 - P.135

 世界的に外傷性脳損傷(traumatic brain injury : TBI)は重大な障害や死亡をもたらす原因である.TBI発生の1番の原因は自動車事故である.いままでいくつかの試験により,さらに最近2種の初期フェーズ試験により,プロゲステロンがTBI患者の神経学的な予後を改善することが報告されている.

 プロゲステロンは中枢神経系内で合成される強力な神経ステロイドである.いままでの動物試験で,TBIに対するプロゲステロンの投与は脳浮腫,神経学的欠損,行動欠損などを減少させることが報告されている.その後,2種の臨床試験で,プラセボに比較してプロゲステロンの投与がTBI患者のアウトカムを改善させることが示され,プロゲステロンに対する期待が高まった.

症例

帝王切開術後に持続する頭痛より判明した慢性硬膜下血腫の1症例

著者: 内藤子来 ,   福岡実 ,   呉佳恵 ,   武信尚史 ,   脇本栄子 ,   松田孝之

ページ範囲:P.139 - P.142

要約

 帝王切開術後の頭痛症は,低髄液圧によるものが多く,血圧の上昇があれば妊娠高血圧症候群の除外診断も必要となる.今回われわれは,骨盤位のため妊娠37週3日で選択的帝王切開術を施行後に持続する頭痛が出現し,当初は腰椎麻酔後の低髄液圧による頭痛や血圧の上昇を伴っていたことから妊娠高血圧症候群を疑うも,神経症状が出現し始めたことにより画像検査を施行することで,最終的に慢性硬膜下血腫が判明した症例を経験したので報告する.

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バックナンバー

ページ範囲:P.146 - P.146

次号予告

ページ範囲:P.147 - P.147

編集後記

著者: 大道正英

ページ範囲:P.148 - P.148

 独特のポーズで有名になったラグビー日本代表の五郎丸歩選手,彼の決められた一連の動作(ルーティン)のおかげで,素晴らしいキックが決まり,ラグビーワールドカップで強豪南アフリカを倒し,日本を勝利へと導く歴史的な快挙を成し遂げた.

 ルーティンは緊張を和らげ最高のパフォーマンスへ導いてくれる効果があるらしい.私がルーティンを重視するのは,ゴルフのショットをする時である.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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