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今月の臨床 卵胞発育を理解する─知っておくべき基礎知識 卵胞発育異常の病態と治療
内分泌疾患と排卵障害
著者: 百枝幹雄1
所属機関: 1聖路加国際病院女性総合診療部
ページ範囲:P.1124 - P.1128
文献購入ページに移動●排卵は視床下部─下垂体─卵巣系で調節されているが,それ以外の内分泌異常の影響を受けることがある.
●排卵障害に関与する頻度が高い内分泌疾患は,高プロラクチン血症と甲状腺機能低下症である.
●頻度は低いが,排卵障害の背景に副腎機能異常がある可能性も念頭に置くことは重要である.
●排卵障害に関与する頻度が高い内分泌疾患は,高プロラクチン血症と甲状腺機能低下症である.
●頻度は低いが,排卵障害の背景に副腎機能異常がある可能性も念頭に置くことは重要である.
参考文献
1)日本産科婦人科学会(編) : 産婦人科研修の必修知識2013,430─435,2013
2)青野敏博 : プロラクチンと性機能,新女性医学大系12排卵と月経(武谷雄二ら編),p98─105,中山書店,1998
3)足高善彦,他 : 他内分泌系と性機能,新女性医学大系12排卵と月経(武谷雄二ら編),p331─313,中山書店,1998
4)望月眞人 : 甲状腺疾患による月経異常とホルモン療法 図説産婦人科VIEW─17 内分泌異常のホルモン療法(伊吹令人ら編),126─139,1995
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