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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科70巻4号

2016年04月発行

文献概要

増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド 1.悪性腫瘍の妊孕性温存治療

Q5 抗がん剤の種類により卵巣機能への影響はどの程度異なるのでしょうか?

著者: 佐藤豊実1

所属機関: 1筑波大学医学医療系産科婦人科学

ページ範囲:P.34 - P.34

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A 抗がん剤の種類により卵巣への毒性は大きく異なり,卵巣機能不全がほぼ発生しない薬剤から,80%以上に発生するとされる薬剤まであります.幸いにして卵巣悪性腫瘍に用いられる抗がん剤には,高度な毒性をもつ薬剤は含まれていません.

参考文献

1)Satoh T, et al : Outcome of fertility-sparing surgery for stage I epithelial ovarian cancer : a proposal for patient selection. J Clin Oncol 28 : 1727─1732, 2010
2)Satoh T, et al : Administration of standard-dose BEP regimen(bleomycin+etoposide+cisplatin) is essential for treatment of ovarian yolk sac tumour. Eur J Cancer 51 : 340─351, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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