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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科70巻4号

2016年04月発行

文献概要

増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド 2.不妊症の検査・診断 《女性因子》

各種ホルモン測定の実施法と評価法

著者: 高村将司1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.40 - P.43

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Point
◉スクリーニングとして,FSH,LH,エストラジオール,プロラクチンは月経期に測定.エストラジオール,プロゲステロンは黄体期中期に測定する.適切な時期の測定が重要であり,プロラクチンは食事・運動などによって分泌亢進するので注意が必要である.
◉FSHやLHはエストラジオール値やホルモン剤によって影響を受ける.ホルモン剤使用後1か月は避け,必ずエストラジオールと同時に測定し,エストラジオールが60pg/mL以上の場合には再検が必要である.

参考文献

1)藤井俊策 : 視床下部─下垂体─卵巣系と血中ホルモン動態およびその異常.日産婦会誌50 : 103─106, 1998
2)Gleicher N, et al : Clinical relevance of combined FSH and AMH observations in infertile women. J Clin Endocrinol Metab 98 : 2136─2145, 2013
3)Sorouri ZZ, et al : Comparison between unilateral and bilateral ovarian drilling in clomiphene citrate resistance polycystic ovary syndrome patients : a randomized clinical trial of efficacy. Int J Fertil Steril 9 : 9─16, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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