文献詳細
増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
2.不妊症の検査・診断 《女性因子》
文献概要
Point
◉卵胞発育モニタリングは,経腟超音波断層法による卵胞径計測と尿中LH測定をメインに,基礎体温測定・頸管粘液検査・子宮内膜エコーも交えて総合的に行う.
◉卵胞は1日あたり1.5〜2mmのペースで増大するが,発育速度の個人差も大きい(1〜3mm/日)ため,排卵予定日の数日前より経時的なモニタリングが必要である.
◉主席卵胞が排卵するおおよその目安は,自然周期で20〜24mm径,クロミフェン周期で25mm径以上,ゴナドトロピン刺激周期で18〜20mm径である.
◉卵胞発育モニタリングは,経腟超音波断層法による卵胞径計測と尿中LH測定をメインに,基礎体温測定・頸管粘液検査・子宮内膜エコーも交えて総合的に行う.
◉卵胞は1日あたり1.5〜2mmのペースで増大するが,発育速度の個人差も大きい(1〜3mm/日)ため,排卵予定日の数日前より経時的なモニタリングが必要である.
◉主席卵胞が排卵するおおよその目安は,自然周期で20〜24mm径,クロミフェン周期で25mm径以上,ゴナドトロピン刺激周期で18〜20mm径である.
参考文献
1)Gougeon A : Regulation of ovarian follicular development in primates : facts and hypotheses. Endocr Rev 17 : 121─155, 1996
2)Fritz MA, et al(eds) : Clinical gynecologic endocrinology and infertility, 8th Edition. pp1137─1190, pp1293─1330, Lippincott Williams&Wilkins, Philadelphia, 2010
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