文献詳細
増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
2.不妊症の検査・診断 《女性因子》
文献概要
Point
◉子宮内腔病変による着床障害は生殖補助医療によっても解決できない問題であり,その診断・治療は生児獲得のために不可欠である.
◉子宮鏡検査は低侵襲で多くの有用な情報を獲得でき,また検査のみでも妊娠率の向上が得られることから,優れた検査方法である.
◉子宮鏡検査は無麻酔で施行することが可能ではあるが,そのためには短時間で検査を完遂できるように手技の習得と準備が必要である.
◉子宮内腔病変による着床障害は生殖補助医療によっても解決できない問題であり,その診断・治療は生児獲得のために不可欠である.
◉子宮鏡検査は低侵襲で多くの有用な情報を獲得でき,また検査のみでも妊娠率の向上が得られることから,優れた検査方法である.
◉子宮鏡検査は無麻酔で施行することが可能ではあるが,そのためには短時間で検査を完遂できるように手技の習得と準備が必要である.
参考文献
1)日本産科婦人科内視鏡学会(編) : 産婦人科内視鏡手術ガイドライン2013.金原出版,2013
2)Pundir J, et al : Hysteroscopy prior to the first IVF cycle ; a systematic review and meta-analysis. Reprod Biomed Online 28 : 151─161, 2014
3)Bosteels J, et al : Hysteroscopy for treating subfertility associated with suspected major uterine cavity abnormalities. Cochrane Database Syst Rev : CD009461, 2015
4)Cholkeri-Singh A, et al : Hysteroscopy for infertile women ; a review. J Minim Invasive Gynecol 22 : 353─362, 2015
5)Deffieux X, et al : Hysteroscopy : guidelines for clinical practice from the French College of Gynaecologists and Obstetricians. Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol 178 : 114─122, 2014
掲載誌情報