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増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド 2.不妊症の検査・診断
Q2 ホルモン負荷試験は不妊スクリーニング検査で必要ですか?
著者: 高村将司1
所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.119 - P.120
文献購入ページに移動A 静脈注射と頻回の採血が必要な侵襲的検査であるため,スクリーニング検査において必要ではありません.無月経や無排卵の場合,障害部位特定のため,GnRH(gonadotropin releasing hormone)負荷試験を行います.
また血清プロラクチン基礎値は正常であるものの排卵障害を呈している場合,潜在性高プロラクチン血症を疑い,TRH(thyroid hormone releasing hormone)負荷試験を行うことがあります.
また血清プロラクチン基礎値は正常であるものの排卵障害を呈している場合,潜在性高プロラクチン血症を疑い,TRH(thyroid hormone releasing hormone)負荷試験を行うことがあります.
参考文献
1)平池 修,他 : 各種ホルモン測定・負荷テスト,生殖医療ガイドブック,初版.pp109─111,金原出版,2010
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