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増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
3.一般不妊治療:薬物療法
文献概要
Point
◉第1度無月経,無排卵周期症,PCOSの患者に対し,月経,あるいは消退出血の5日目から5日間投与する.必ず,妊娠の可能性がないことを確認してから投与する.
◉多胎率が約5〜8%と高率であること,特に約0.3%に品胎以上の妊娠も認められるため,十分な注意が必要である.
◉6周期以降では周期あたりの妊娠率が低下するため,6周期の投与をめどに治療法を再考する必要がある.
◉第1度無月経,無排卵周期症,PCOSの患者に対し,月経,あるいは消退出血の5日目から5日間投与する.必ず,妊娠の可能性がないことを確認してから投与する.
◉多胎率が約5〜8%と高率であること,特に約0.3%に品胎以上の妊娠も認められるため,十分な注意が必要である.
◉6周期以降では周期あたりの妊娠率が低下するため,6周期の投与をめどに治療法を再考する必要がある.
参考文献
1)Wu CH, et al : The effect of therapy initiation day on clomiphene citrate therapy. Fertil Steril 52 : 564─568, 1989
2)The Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine : Use of clomiphene citrate in infertile women : a committee opinion. Fertil Steril 100 : 341─348, 2013
3)Guzick DS, et al : Efficacy of treatment for unexplained infertility. Fertil Steril 70 : 207─213, 1998
4)Hughes E, et al : Clomiphene citrate for unexplained subfertility in women. Cochrane Database Syst Rev (1) : CD000057, 2010
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