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増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド 4.一般不妊治療:手術療法
卵管近位・遠位閉塞病変に対する治療方針
著者: 末岡浩1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.156 - P.159
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◉卵管病変の原因 : 卵管周囲病変は子宮内膜症でも生じるが,卵管内腔病変の多くは,上行性感染によって生じる.
◉卵管は通過性があればよいのか? : 妊娠成立にとって重要な臓器である卵管は,通過性のみならず内腔癒着による狭窄や,卵管ひだの破壊などの病変が妊孕性に影響を及ぼす可能性がある.
◉卵管病変に対応する治療の選択肢 : 卵管病変の部位と病態によって対応する治療の選択肢は異なる.
◉卵管病変の原因 : 卵管周囲病変は子宮内膜症でも生じるが,卵管内腔病変の多くは,上行性感染によって生じる.
◉卵管は通過性があればよいのか? : 妊娠成立にとって重要な臓器である卵管は,通過性のみならず内腔癒着による狭窄や,卵管ひだの破壊などの病変が妊孕性に影響を及ぼす可能性がある.
◉卵管病変に対応する治療の選択肢 : 卵管病変の部位と病態によって対応する治療の選択肢は異なる.
参考文献
1)Sueoka K, et al : Falloposcopic tuboplasty for bilateral tubal occlusion. A novel infertility treatment as an alternative for in-vitro fertilization? Hum Reprod 13 : 71─74, 1998
2)末岡 浩 : 卵管鏡.日本産科婦人科内視鏡学会(編) : 産婦人科内視鏡下手術スキルアップ.改訂第2版.pp158─166,メジカルビュー社,2010
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