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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科70巻4号

2016年04月発行

増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド

6.生殖補助医療

顕微授精の方法とコツ

著者: 中山貴弘1

所属機関: 1足立病院生殖内分泌医療センター

ページ範囲:P.232 - P.236

文献概要

Point
◉治療成績を左右するのは優れた顕微授精操作であるが,そのためには使用機器と機材の選別および入念なセッティングなどの前準備が重要である.
◉卵子および精子の外部環境への被曝を絶えず念頭におき,できるだけ短時間で授精操作が終了するようにこころがける.
◉顕微授精の胚培養効率がconventional IVFのものと比較して劣る場合は,さらなる改善点があるものと考えられる.

参考文献

1)Fuse H, et al : Relationship between hypoosmotic swelling test, semen analysis, and zona-free hamster ovum test. Arch Androl 27 : 73─78, 1991
2)Palermo G, et al : Pregnancies after intracytoplasmic injection of single spermatozoon into an oocyte. Lancet 340 : 17─18, 1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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