icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科70巻7号

2016年07月発行

雑誌目次

今月の臨床 胎児心拍数モニタリング パーフェクトマスター

著者:

ページ範囲:P.569 - P.569

Overview

胎児心拍数モニタリング発展の歴史

著者: 濵田真一 ,   土田充 ,   村田雄二

ページ範囲:P.570 - P.577

●胎児心拍数モニタリングの歴史は,臨床における胎児心拍数波形の形態的な分類から始まった.

●その後,数々の基礎的な実験によって,各パターンの生理学的意義が裏打ちされ,臨床的意義も認められるようになった.

●胎児心拍数モニタリングを行うことで,周産期および新生児予後が改善されることが期待されたが,新生児神経障害の発生を予防することはできず,帝王切開などの産科的介入の頻度が増加した.

●胎児心拍数モニタリングは,胎児がアスフィキシアであると正しく判断する精度(陽性的中率)は低いが,そうでないと正しく判断する精度(陰性的中率)は非常に高い特性がある.

知っておくべき基本的知識

胎児心拍数モニタリングの用語と定義

著者: 村林奈緒 ,   池田智明

ページ範囲:P.578 - P.581

●胎児心拍数モニタリングは,心拍数基線,基線細変動,一過性変動の3項目を判読する.

●胎児アシドーシスを判定する際に最も重要な項目は,基線細変動である.

●10分間の区画で心拍数基線と判定する適切な部分がなければ,前の区画に戻って判定する.

non stress test(NST)による胎児well-beingの評価

著者: 藤森敬也 ,   小島学 ,   野村真司

ページ範囲:P.582 - P.587

●胎児心拍数モニタリングにおける一過性頻脈の存在は胎児アシドーシスを否定し,その信頼度は高い.

●胎児睡眠サイクルを考慮した場合,non reactive NSTと判断するためには80分以上継続するか,振動音響刺激などを行って判断する.

●NST施行時には,母体への硫酸マグネシウムやステロイド投与の有無,胎児発育遅延の有無などに注意し,それらを十分に考慮に入れて判断する.

biophysical profile scoring(BPS)の定義と対応

著者: 小松篤史

ページ範囲:P.588 - P.593

●BPSは非侵襲性の胎児well-being評価方法であり,その診断精度は高い.

●BPSを簡略化したmodified BPSも胎児well-being評価に有用である.

●胎児well-being以外にもBPS 5項目に影響を与える因子があるため,評価には注意が必要である.

胎児心拍数波形の読み方と対応

基線細変動発生の仕組みと異常の評価

著者: 池ノ上克

ページ範囲:P.594 - P.599

●基線細変動の変化は中枢の状態を表している.その消失は児の状態がきわめて悪い可能性を示すが,増加にも注目が集まっている.

変動一過性徐脈の発生の仕組みと対応

著者: 三谷穣 ,   松田義雄

ページ範囲:P.600 - P.608

●変動一過性徐脈は急激な胎児心拍の低下および子宮収縮ごとに形が違うことを特徴とする.したがって子宮収縮とずれるかどうかではなく,その形によって遅発一過性徐脈と鑑別する.

●発生機序として,臍帯圧迫による圧受容体反射および低酸素血症による化学受容体反射が関与している.したがって,胎児が低酸素症に至っていないかに注意する必要がある.

●変動一過性徐脈への対応は定まっていないが.高度なものやatypicalなものに関しては胎内蘇生を考慮することが望ましい.

遅発一過性徐脈の発生の仕組みと対応

著者: 千田英之 ,   金杉知宣 ,   菊池昭彦

ページ範囲:P.609 - P.615

●遅発一過性徐脈は2003年の日本産科婦人科学会の統一見解により定義され,2008年に軽度と高度の区別が付加され現在に至る.

●遅発一過性徐脈の発生機序として,迷走神経を介した反射性のものと,低酸素症によるアシドーシスの進行に伴う心筋への直接の機能抑制作用によるものとがある.

●わが国では産婦人科診療ガイドラインに胎児心拍数陣痛図の評価法とその対応が詳細に提示されており,その内容を踏まえて診療に臨むことが求められる.

特殊な胎児心拍数波形の特徴と意義

著者: 鮫島浩

ページ範囲:P.616 - P.620

以下のいずれのパターンも,経時的変化や他検査との総合評価を行い判断することが重要である.

●チェックマークパターンでは子宮内発症の中枢神経系異常を考慮する.

●サイナソイダルパターンでは胎児貧血などの重篤な病態が潜む危険性を念頭に置く.

●サルタトリーパターンの意義は不明だが,分娩中に長時間持続する場合にはアシドーシスに陥る危険性がある.

産科医療補償制度事例における胎児心拍数モニタリングの問題点

著者: 高橋恒男

ページ範囲:P.621 - P.627

●「心拍数基線と基線細変動が正常であり,一過性頻脈があり,かつ一過性徐脈がない」これが確認できなかったら,間欠的児心拍聴取での監視に移行しない(=分娩監視装置をはずしてはいけない).

●基線細変動の有無は胎児評価の最も重要な指標である.

●遅発一過性徐脈は低酸素血症の所見であり,心拍数の低下がわずか,あるいは反復する一過性徐脈(=一過性頻脈と誤判断)を見逃さない.

未来へのトピック

一次施設を組み込んだ胎児心拍数モニタリング監視システムの構築と周産期予後

著者: 道方香織 ,   鮫島浩

ページ範囲:P.628 - P.633

●胎児心拍数モニタリングが新生児予後に影響を及ぼす過程には,モニタリングの解釈,分娩管理,新生児管理のおのおのが関与する.

●多くの分娩を扱う一次産科施設で,より適切なモニタリングの解釈と分娩管理を行うことを目的に,一次産科施設と二次施設を連携した地域FHR監視システムを構築した.

●地域FHR監視システム導入前後の周産期予後について検討を行った結果,本システムを有効に利用した一次施設では,導入後に帝王切開率を上昇させることなく胎児のアシドーシスが減少した.

●一次施設と二次施設が連携してFHRモニタリングを監視することで,一次施設スタッフのon-the-jobトレーニングの効果も期待できる.

位相差トラッキング法を用いた胎児脈圧計測の試み

著者: 室本仁 ,   室月淳

ページ範囲:P.634 - P.640

●位相差トラッキング法は,受信した超音波RF信号の位相差を用いることにより,関心点の微細な運動をきわめて高精度に計測可能とする方法である.

●位相差トラッキング法を胎児血管壁の運動速度計測に応用することで,胎児下行大動脈の脈波伝播速度計測を行い,運動方程式からヒト胎児の脈圧を推定するシステムを開発した.

●循環式血流ファントム実験により,推定脈圧が実測値にきわめてよく相関すること,ヒト胎児においても計測可能であることを確認した.

●本法で得られた胎児脈圧は血圧を反映している可能性が高く,新しい胎児の循環動態評価法として期待される.

遠隔胎児監視システム構築のための胎児心拍陣痛テレメーター送信機の試作

著者: 竹内康人

ページ範囲:P.641 - P.649

●胎児信号の発見,学術研究,医療応用開拓にはすでに110年に及ぶ万華鏡のごとき歴史がある.その中で臨床および自律動態胎児監視には全天候型万能選手であるドプラ法が覇権を制した.

●胎児心拍数計測と連続記録にはドプラ・自己相関法がデファクトスタンダードとして世界標準となり,その後の主戦場は院内からテレメトリーによる“いつでもどこでも”のモバイル監視へ移行した.

●モバイル胎児監視テレメトリーシステムは,伝送系が全デジタル化を経て汎用ネットワークシステム(Internet of Things)の中に吸収されつつあり,「おなかの上から全世界へ接続」の時代になるだろう.

連載 FOCUS

産婦人科領域の新専門医制度の概要

著者: 吉川裕之

ページ範囲:P.650 - P.656

はじめに

 新専門医制度での専攻医研修は2017年度から始まることになっている.しかし,日本医師会などから地域医療を崩壊させる危険性を指摘されて,現在,2017年度開始が危ぶまれている状況である.この原稿を執筆しているのは,研修プログラムの一次審査を研修委員会が終了し,機構で二次審査が行われている段階であるが,今後多少の変更がある可能性はある.また,日本産科婦人科学会から会員に対し,今後正式に伝えるべきことはこの原稿に初めて書くことは許されないのでご容赦いただきたい.また,現在でも流動的な変化があるので,系統立てて,全容を正確に記載することは困難であることもご理解いただきたい.整備指針,整備基準などは,概略を示しているが,正確には原文を参照していただきたい.

Obstetric News

骨盤位外回転術

著者: 武久徹

ページ範囲:P.657 - P.658

この患者をどのように取り扱うか?

[症例]37歳.妊娠35週の1回経産婦.骨盤位であることが診断されている.

 1年前に妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)と誘発分娩不成功のための帝王切開(帝切)(子宮下部横切開)歴がある.医学的既往歴は間欠的な喘息があるだけで著変なし.超音波検査で胎盤は子宮前壁付着している.羊水指数は10.0である.胎児推定体重は2,600gで奇形はない.仕事の都合で,今日,骨盤位外回転術(ECV)を希望している.医師は患者にECVを今日行うことを勧めていない.その理由は?

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール

閉経後の子宮頸部細胞診異常に対して子宮全摘術を施行後に腟上皮内腫瘍が発生した1例

著者: 北條智

ページ範囲:P.659 - P.663

はじめに

 子宮腟部は女性の一生涯で生理的な変化を遂げます.女の子として産声を上げてから初経までは扁平上皮でその全面が被われていますが,思春期に入って卵巣が機能しはじめると,エストロゲンの作用により子宮頸管内膜上皮(円柱上皮)が腟腔へ外反していきます.こうして,その広さに個人差はありますが,子宮腟部びらん(仮性びらん)が形成されます.そして,閉経後は年月とともに円柱上皮が頸管内に徐々に退縮していき,子宮腟部は再び扁平上皮に被われるようになります(図1).

 閉経後に行う子宮頸部細胞診はSC-junctionより外方の子宮腟部腟粘膜から採取され,真のびらん面を評価していないことがしばしばあります.また,子宮がん検診で“要精査・要再検”の判定を受け婦人科受診となりますが,閉経後はコルポスコピーを行っても不適例(UCF)となり,容易に精査することができないケースが多々あります.その場合,われわれは子宮頸部細胞診異常の源は頸管内にあると想定して頸管内掻把を行い,病変精査につとめています.頸管内掻把は,頸管内に明らかな病変を形成している場合には組織診評価に値する組織量を得ることができますが,子宮頸部上皮内病変など病変が小さい場合は,採取部位が的確でないと往々にして“insufficient material”といった病理組織診コメントを得ることとなります.子宮頸部細胞診を再検しても結果は同様であり,やはりここは組織診による正確な診断が必要となります.しかし,外来診療の範囲で行う諸検査では,正確な診断を得るのはなかなか難しいのが実状です.

 そこで,われわれは診断的かつ治療的な手術療法(円錐切除術や子宮全摘術)を行うことを選択肢の1つとして挙げていますが,果たしてその後の経過は…….

Estrogen Series・152

WHI:それ以前と以後のホルモン療法

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.665 - P.666

 2002年に発表された大規模ホルモン療法ランダムコントロール調査であるWHI(Women's Health Initiative)は,当時西欧で全盛であったホルモン療法(hormone treatment : HT)に衝撃と変化をもたらした1)

 図1は2002年以前と以後の2つの期間でHT使用者数を示したものである.HT新規開始者とHT中断者とが2002年で入れ替わっているのが分かる2)

臨床経験

腹腔鏡下手術におけるセプラフィルム®貼付の工夫─Paper-Roll technique, Cylinder-Roll technique

著者: 瀬尾晃平 ,   石川哲也 ,   三村貴志 ,   宮本真豪 ,   森岡幹 ,   関沢明彦

ページ範囲:P.667 - P.671

▶要約

 術後の癒着が少ないとされている腹腔鏡下手術ではあるが,術後合併症を回避する点から,癒着防止材を使用することが望ましい.腹腔鏡下手術における5mm,12mm径トロッカーからのセプラフィルム®挿入および貼付に関する新たな方法を考案したので報告する.

・12mm径トロッカーからの挿入法─Paper-Roll technique

 ホルダーごとセプラフィルム®を鉗子で把持し,トロッカーから目標部位に挿入・貼付後,ホルダーを体腔外に出す方法である.

・5mm径トロッカーからの挿入法─Cylinder-Roll technique

 トロッカー内の水分や血液をトロックス®Ⅱ-Dタイプガーゼで拭き取り,鉗子に巻きつけたセプラフィルム®をそのカートリッジ部分に挿入し,トロッカーから挿入・貼付する方法である.

 5mm,12mm径トロッカーからのセプラフィルム®挿入に関し,従来法に比べ,迅速,簡易,安価に行うことが可能になった.

症例

血小板減少を伴う分類不能型免疫不全症合併妊娠の1例

著者: 成冨祥子 ,   津戸寿幸 ,   安田美樹 ,   太田沙緒里 ,   多賀紗也香 ,   佐藤奈菜香 ,   村上法子 ,   伊藤雅之 ,   亀谷英輝

ページ範囲:P.673 - P.676

▶要約

 分類不能型免疫不全症(common variable immunodeficiency : CVID)は原発性免疫不全症の1つで,ガンマグロブリンの定期補充により健常人とほぼ同様の生活を送ることができる.しかし,妊娠・分娩例の報告は少ない.今回,血小板減少を伴うCVID合併妊娠例を経験したので報告する.症例は26歳時にCVIDと診断され,定期的にガンマグロブリン補充をされていた.28歳で第1子を経腟分娩したが,産後にCampylobacter腸炎を併発した既往がある.今回,30歳で第2子を妊娠した.血小板数が妊娠39週に5.2×104/μLまで減少したため分娩誘発を行い,同日経腟分娩した.分娩進行中にはガンマグロブリンを大量投与した.計画的なガンマグロブリン投与で,母児ともに感染症を併発することなく周産期管理ができた.CVID合併妊娠は,母体に必要十分なガンマグロブリン補充療法を行い,母体と新生児の感染予防を図る必要がある.また母体に対しては,血小板減少を伴う可能性も念頭においた慎重な周産期管理が必要である.

--------------------

バックナンバー

ページ範囲:P.677 - P.677

次号予告・奥付

ページ範囲:P.680 - P.680

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?