文献詳細
今月の臨床 胎児心拍数モニタリング パーフェクトマスター
胎児心拍数波形の読み方と対応
文献概要
●「心拍数基線と基線細変動が正常であり,一過性頻脈があり,かつ一過性徐脈がない」これが確認できなかったら,間欠的児心拍聴取での監視に移行しない(=分娩監視装置をはずしてはいけない).
●基線細変動の有無は胎児評価の最も重要な指標である.
●遅発一過性徐脈は低酸素血症の所見であり,心拍数の低下がわずか,あるいは反復する一過性徐脈(=一過性頻脈と誤判断)を見逃さない.
●基線細変動の有無は胎児評価の最も重要な指標である.
●遅発一過性徐脈は低酸素血症の所見であり,心拍数の低下がわずか,あるいは反復する一過性徐脈(=一過性頻脈と誤判断)を見逃さない.
参考文献
1)日本医療機能評価機構(編) : 脳性麻痺事例の胎児心拍数陣痛図─波形パターンの判読と注意点.日本医療機能評価機構,2014
掲載誌情報