文献詳細
連載 Obstetric News
文献概要
この患者をどのように取り扱うか?
[症例]37歳.妊娠35週の1回経産婦.骨盤位であることが診断されている.
1年前に妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)と誘発分娩不成功のための帝王切開(帝切)(子宮下部横切開)歴がある.医学的既往歴は間欠的な喘息があるだけで著変なし.超音波検査で胎盤は子宮前壁付着している.羊水指数は10.0である.胎児推定体重は2,600gで奇形はない.仕事の都合で,今日,骨盤位外回転術(ECV)を希望している.医師は患者にECVを今日行うことを勧めていない.その理由は?
[症例]37歳.妊娠35週の1回経産婦.骨盤位であることが診断されている.
1年前に妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)と誘発分娩不成功のための帝王切開(帝切)(子宮下部横切開)歴がある.医学的既往歴は間欠的な喘息があるだけで著変なし.超音波検査で胎盤は子宮前壁付着している.羊水指数は10.0である.胎児推定体重は2,600gで奇形はない.仕事の都合で,今日,骨盤位外回転術(ECV)を希望している.医師は患者にECVを今日行うことを勧めていない.その理由は?
参考文献
External cephalic version. ACOG PROLOG. Obstetrics,第7版,2013年
掲載誌情報