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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科70巻8号

2016年08月発行

連載 Estrogen Series・153

緊急避妊法(Emergency Contraception)

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.772 - P.772

文献概要

 計画されない妊娠は多い.米国でも妊娠の半数は意図されたものではない.しかし避妊法を有効に使用すれば,それらの妊娠を防ぐことができることを医師は銘記すべきである.

 緊急の経口避妊薬は,米国には2種があり,①ulipristal acetate(30mg),および②levonorgestrel(1.5mg)がある.この2種の避妊法を使用したときの妊娠率は,39種の臨床試験によれば0〜6.5%である.また,単発1回の性行為による妊娠の40〜90%を防止する.

参考文献

Raymond EG, Cleland K : Emergency Contraception. New Engl J Med 372 : 1342─1348, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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