文献詳細
今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識
母体保護法運用の留意点
文献概要
●不妊手術は母体保護法指定医でなくても施術することができるが,同意書を取得し,実施報告を行う必要がある.
●多胎妊娠に対する減数手術は,厳密には現行の母体保護法の適用を受けない.
●母体保護のための緊急避難処置として実施される場合もあるが,施術にあたっては慎重な配慮が求められている.
●減数手術については今後,各領域での議論が広まることが求められている.
●多胎妊娠に対する減数手術は,厳密には現行の母体保護法の適用を受けない.
●母体保護のための緊急避難処置として実施される場合もあるが,施術にあたっては慎重な配慮が求められている.
●減数手術については今後,各領域での議論が広まることが求められている.
参考文献
1)日本産婦人科医会 : 会員必携No1指定医必携.2014年3月
2)母体保護法等に関する検討委員会答申.2007年11月
3)女性の権利を配慮した母体保護法改正の問題点─多胎減数手術を含む.2000年
4)日本受精着床学会 : 減数手術に関する見解.2004年11月
掲載誌情報