文献詳細
連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
腹水細胞診疑陽性で診断的腹腔鏡下手術を行った結果,卵巣境界悪性腫瘍の自然破綻と判明した症例
著者: 佐治晴哉1 権藤俊一2
所属機関: 1藤沢市民病院産婦人科 2藤沢市民病院病理診断科
ページ範囲:P.376 - P.381
文献概要
▶患者
42歳,0経妊0経産.
▶主訴
下腹部膨満感,腹痛.
▶既往歴・家族歴
特記すべきことなし.
▶現病歴
腹部膨満感と軽度腹痛を主訴に当院救急科を受診し,骨盤CT検査にて骨盤内腫瘤と腹水貯留を指摘されたため,同日当科へ紹介受診となった.
参考文献
掲載誌情報