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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科71巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか? Column

経会陰超音波検査による分娩管理

著者: 坂巻健1 小林浩一1

所属機関: 1JCHO東京山手メディカルセンター産婦人科

ページ範囲:P.52 - P.52

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 経会陰超音波は,陰唇の間や会陰からプローブを当てて観察する方法で,分娩の進行中に行うと,児頭が産道を下降してくる様子が観察される.当院では,産婦が分娩室に入室する際に助産師が原則全例に経会陰超音波を行い,分娩の管理に役立てている.

 図1は,分娩第2期の経会陰超音波画像である.progression angle(PA),progression distance(PD)はともに児頭の下降度の指標で,head direction(HD)は児頭が進む方向を示し,第3回旋の指標となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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