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増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか? 周産期
症例:妊娠中期➏
著者: 前野泰樹1
所属機関: 1久留米大学病院小児科
ページ範囲:P.65 - P.68
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症例
患者 在胎28週3日の妊婦.
現病歴 これまで妊婦健診にて特に異常は指摘されていない.定期妊婦健診にて胎児の超音波スクリーニング検査を施行.胸郭のスクリーニングにて心臓の4 chamber viewに異常は認められなかった.次に3 vessel viewと3 vessel trachea viewを描出したところ,図1のような画像が得られた.
Q1 この画像所見から推定される診断は何か?
Q2 本疾患が診断されたとき,その後に特に観察が必要な心血管構造は何か?
解答,解説は次のぺージに☞
症例
患者 在胎28週3日の妊婦.
現病歴 これまで妊婦健診にて特に異常は指摘されていない.定期妊婦健診にて胎児の超音波スクリーニング検査を施行.胸郭のスクリーニングにて心臓の4 chamber viewに異常は認められなかった.次に3 vessel viewと3 vessel trachea viewを描出したところ,図1のような画像が得られた.
Q1 この画像所見から推定される診断は何か?
Q2 本疾患が診断されたとき,その後に特に観察が必要な心血管構造は何か?
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参考文献
1)Yoo SJ, et al : Sequential segmental approach to fetal congenital heart disease. Cardiol Young 9 : 430─444, 1999
2)Ishii Y, et al : ‘I-shaped’ sign in the upper mediastinum : a novel potential marker for antenatal diagnosis of d-transposition of the great arteries. Ultrasound Obstet Gynecol 41 : 667─671, 2013
3)Maeno YV, et al : Prenatal features of ductus arteriosus constriction and restrictive foramen ovale in d- transposition of the great arteries. Circulation 99 : 1209─1214, 1999
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