文献詳細
増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
周産期
症例:妊娠中期➒
著者: 谷垣伸治1 中村紀友喜1 芝田恵1 髙橋由佳1 串本卓哉1 松井仁志1 左合治彦2
所属機関: 1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター産科 2国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター
ページ範囲:P.79 - P.84
文献概要
症例
患者 36歳,未経妊.
既往歴・家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 妊娠30週,お腹の張りを主訴に産婦人科を受診した.血圧113/72,尿蛋白(−),尿糖(−).経腹超音波検査を施行し,推定児体重1,191g(−1.5SD),羊水インデックス27.胎児腹部水平断面で図1のような画像が得られた.
Q1 矢印A,Bはそれぞれ何を指しているか?
Q2 この超音波断層法所見から疑われる疾患は何か?
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