icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科71巻4号

2017年04月発行

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

生殖・婦人科疾患

症例:女性医療➋

著者: 尾林聡1

所属機関: 1東京医科歯科大学周産・女性診療科

ページ範囲:P.261 - P.266

文献概要

この画像をどう読むか?

症例

患者 58歳,女性.

月経歴 初経12歳,閉経51歳.

妊娠・分娩歴 2経娠2経産(正常分娩2回).

現病歴 ほてり,のぼせといった更年期障害の症状を主訴として産婦人科外来を受診.更年期障害としては発症が遅く,他疾患のスクリーニングを行い,更年期女性のルーチン検査の一部としている胸椎・腰椎X線(図1)とDXA法による骨量検査(図2)の結果を聞くために再診した.

採血結果 FSH 121mIU/mL,E2 5pg/mL未満.

既往歴 特記すべきことなし.

家族歴 母親に大腿骨近位部骨折あり.

Q この骨量計測所見はどのように評価されるか?

解答,解説は次のぺージに☞

参考文献

1)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会 : 骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン 2015年版.日本骨粗鬆症学会,日本骨代謝学会,骨粗鬆症財団,2015
2)Kanis JA, on behalf of World Health Organization Scientific Group : Assessment of osteoporosis at the primary health care level. WHO Collaborating Center for Metabolic Bone Disease. University of Sheffield, 2007
3)曽根照喜 : 骨粗霧症の診断基準はどうかわったか.特集『骨粗髭症の予防と治療ガイドライン2015年版』の読み方と実践.骨粗鬆症治療15 : 11─15, 2016
4)茂田博行,他,骨粗鬆症,閉経後骨量減少の管理.産婦の実際45 : 1061─1068, 1996
5)曽根照喜 : 骨密度の評価とフォローのしかた.Med Pract 29 : 1882─1885, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら