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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科71巻5号

2017年05月発行

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

産婦人科領域における再生医療とゲノム編集

ES/iPS細胞からの絨毛分化

著者: 小島淳哉1 久慈直昭1 井坂恵一1

所属機関: 1東京医科大学産科婦人科学分野

ページ範囲:P.451 - P.458

文献概要

●ヒト人工多能性幹細胞は患者本人の体細胞から作製することができるため,疾患研究,創薬スクリーニングに用いられている.

●ヒト人工多能性幹細胞を用いて胎盤を構成するさまざまな細胞(syncytiotrophoblast,cytotrophoblast,extravillous trophoblast,など)をそれぞれ効率よく分化誘導できれば胎盤研究の新しいツールになると思われる.

参考文献

1)Nishino K,et al : DNA methylation dynamics in human induced pluripotent stem cells over time. PLoS Genet 7 : e1002085, 2011
2)Nakagawa M, et al : A novel efficient feeder-free culture system for the derivation of human induced pluripotent stem cells. Sci Rep 4 : 3594, 2014
3)Takahashi K, et al : Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors. Cell 126 : 663─676, 2006
4)Kojima J, et al : Efficient production of trophoblast lineage cells from human induced pluripotent stem cells. Lab Invest, 2017(Epub ahead of print)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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