文献詳細
今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える
産婦人科領域における再生医療とゲノム編集
ヒト受精胚におけるゲノム編集とその倫理的課題
著者: 山本圭一郎1 伊吹友秀2
所属機関: 1国立国際医療研究センター・メディカルゲノムセンター 2東京理科大学理工学部
ページ範囲:P.471 - P.475
文献概要
●基礎研究の段階では,ゲノム編集研究に用いるヒト受精胚の入手のあり方,余剰胚利用の是非,ヒト受精胚への人為的操作などが倫理的課題となる.
●治療およびエンハンスメントの段階においては,安全性や有効性,責任の所在,優生思想ないし優生学,諸々の格差や差別の助長,世代や地域を越えた不可逆的な影響などに関する倫理的課題がありうると予想される.
参考文献
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